睡眠の質の向上サポート成分－ラフマ葉

天然ハーブが入眠の質を改善

ラフマ葉(Apocynum venetum)は、中国西部から北西部に自生するキョウチクトウ科の植物で、古くからお茶として親しまれてきた天然ハーブです。

「癒しの葉」とも呼ばれるラフマ葉には、「ヒペロシド」と「イソクエルシトリン」という主要成分が含まれており、この二つの成分が、睡眠の質を低下させる要因である「ストレス」を軽減し、入眠時間を短縮する効果があることが研究で示されています。

さらに、ラフマ葉は「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンを増加させることで、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を促進し、深いノンレム睡眠を増加させる働きも持っています。
その結果、心身ともにリフレッシュできる「深く良質な睡眠」をもたらしてくれるのです。

不規則な生活やスマートフォンの使いすぎ、カフェインやアルコールの過剰摂取などの「乱れた生活習慣」や、勉強や仕事、対人関係などの「精神的ストレス」など、原因は様々ですが、今では全体の３０～４０％が何らかの「不眠症状(睡眠障害)」を抱えていると言われています。

最新の遺伝子研究では、アジア人、特に日本人は、「セロトニン」が不足しやすい体質であることが判明しており、よりストレスと睡眠障害に悩まされやすい私たちにとって「ラフマ葉」は救世主となる存在なのです。

私たちが毎日、当たり前のように行っている睡眠活動ですが、睡眠は浅い「レム睡眠」と、深い「ノンレム睡眠」が交互に繰り返されるサイクル(＊２)になっており、それぞれが脳にとって非常に重要な役割を果たしています。

「レム睡眠」は日中、勉強や仕事などで得た情報を整理し、記憶を定着させる役割があり、「ノンレム睡眠」は１日の中で唯一「脳を完全に休息させる」重要な時間であり、日中に蓄積した脳の老廃物であるアミロイドベータタンパク質(＊３)などを排出する役割も担っています。

このように正しい睡眠サイクルが、脳の成長や疲労回復をサポートし、翌日のパフォーマンス向上へとつながっていくのです。

＊２
レム睡眠(浅い睡眠)・ノンレム睡眠(深い睡眠)、それぞれ約９０分間隔の一定のサイクルで繰り返すことが理想の睡眠サイクルと言われています。

＊３
アミロイドベータタンパク質とは、脳が活動することで作られるタンパク質の一種で、いわゆる脳のゴミです。
排出されず脳に蓄積されると、ニューロンの死や脳の萎縮に始まり、最終的にはアルツハイマー型認知症などの脳機能障害を起こします。

ラフマ葉の主要成分「ヒペロシド」と「イソクエルシトリン」には、入眠を促進する効果があり、深い睡眠へと導きます。
特に「最初のノンレム睡眠」は総睡眠時間の中で最も眠りが深く、入眠の質が「起床に至るまでの睡眠全体の質」を左右するとされ、「脳力(翌日のパフォーマンス)」に大きく影響するのです。

また、子供が大人へ成長していくために大切な「成長ホルモン(＊４)」は、ノンレム睡眠時に最も分泌されるため、睡眠の乱れは分泌の妨げになり、成長に悪影響を及ぼします。

成長ホルモンは、身長などの身体的成長だけでなく、脳にも深く関与し、脳内のニューロン(神経細胞)の成長を早め、記憶力や学習能力など脳機能全体を向上させる働きがあります。

昔からのことわざで「寝る子は育つ」と言いますが、これは単なる迷信ではなく、適切な睡眠をとることで「成長ホルモン」が正しく分泌され、子供たちの健康的な成長に差が生まれるのです。

＊４
成長ホルモンは成人してからも分泌されることがわかっており、人間の生涯にわたり、様々な働きをします。

これまでは「２２時から深夜２時までの時間帯が、最も成長ホルモンが分泌される睡眠のゴールデンタイム」とされてきましたが、実は「眠りについてから２時間ほどが成長ホルモン分泌のピーク」だということが判明し、これが「睡眠の新常識」として注目を集めています。

「ラフマ葉」は現代人の多くが抱える、ストレスや睡眠障害、セロトニン不足など、これらの問題を解決してくれる天然ハーブであり、入眠を促進し成長ホルモンが最も分泌される深い睡眠へと導いてくれます。

当社「intelligence」では、このラフマ葉の効果を最大限に引き出すため、併用することで「入眠時間短縮」と「ノンレム睡眠時間の増加」が証明されている「GABA(γ-アミノ酪酸)」、そして深部体温を下げることで入眠を促進する「グリシン」を配合しており、さらなる相乗効果が期待できます。

また、ラフマ葉には優れたストレス緩和効果も確認されており、この効果が睡眠の質をさらに向上させます。
このように、ラフマ葉は現代社会が抱える睡眠不足やストレス問題を解決してくれる理想的な成分と言え、脳をスッキリと整えてくれることでしょう。