ストレス社会の救世主アダプトゲンハーブ
ロディオラ・ロゼアは、アジア、北欧、北アメリカ、シベリアなどの寒冷地に生育するベンケイソウ科の高山植物で、数千種類あるとされているハーブの中でわずか数十種類しかない「アダプトゲンハーブ」の一つです。
アダプトゲンとは、身体や精神にストレスがかかった際に身体の「適応能力を高める」働きを持つ自然物質のことです。
ロディオラ・ロゼアは脳に作用し、セロトニンの働きを増強させストレスを緩和する他、日々のストレスに対する適応能力を高め、ストレスに強い脳と身体を作ります。
ストレスが脳を破壊
私たちは日々生活の中で、「身体的」「心理的」「物理的」「化学的」「社会的」といった様々な要因からストレスにさらされています。
これらの要因は、大脳皮質の約1/3を占める前頭前野に影響し、神経活動を弱める原因となります。
心身がストレスを受けると、ストレスホルモンである「コルチゾール」が分泌されます。
一時的なコルチゾール分泌は、ストレスから身を守るための正常な反応です。
しかし、持続的・過剰なストレスによって、コルチゾールが過剰に分泌されると、最悪の場合『海馬の萎縮』や『神経細胞の破壊』を引き起こすことがあります。
海馬は脳の中で最もストレスに弱く、新しいニューロンの生存率が大幅に低下することが知られています。
慢性的なストレスは、「短期記憶」「長期記憶」「ワーキングメモリー」「集中力」など、仕事や勉強、日常生活などで必要とされるあらゆる『脳機能』を奪って行くのです。
アダプトゲンの脳機能
現代社会において、ストレス対策が課題とされる中、「アダプトゲンハーブ」が世界的に注目されています。
ロディオラ・ロゼアは、アダプトゲンハーブの一つで「ストレス軽減」や「疲労回復」などの効果が期待されており、スポーツ選手やビジネスパーソン、学生など幅広い層に利用されています。
含有成分『サリドロシド』は脳の栄養の取り込み向上や神経細胞の保護に効果を発揮することがわかっており、「記憶力」や「集中力」の向上に役立つ脳機能成分として需要が急速に拡大しています。
※うつ病や不安障害、ADHDなどの治療にも効果があるとされている
ストレス社会のトレンド
日本では、普段から長時間の勉強や労働による過剰なストレス、社会的なプレッシャーなどに悩まされることが多く、最近の遺伝子研究により、世界と比べセロトニンが不足しやすいことがわかっており、ストレスや睡眠障害の更なる増加が懸念されています。
また、ストレスは成長期の脳に影響を与え、萎縮・肥大・変形を起こす危険性があるため、今後の社会を担う子供たちの脳の発達が危惧されているのです。
アダプトゲンはこれらから現代人を守ってくれる救世主と言っても過言ではなく、学歴社会が進む今後を担う子供たちの脳の成長や、ストレスと戦う大人たちに大いに貢献することでしょう。
海外では既にトレンド的存在であり、含有食品や飲料が登場し、毎日の習慣に取り入れられていることから、日本でも今後トレンドとなり、これからの社会を生きるための『脳活の新習慣』として取り入れられる成分となるでしょう。
※詳細は<トリプトファン>を参照