栄養バランス最高峰、５億年の歴史

５億年以上も前から地球に存在し、植物と動物の両方の特性を持つ微細藻類「ユーグレナ・グラシリス(Euglena gracilis)＊以後ユーグレナ」は、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、DHA/EPAを含むOmega３脂肪酸など、計５９種類の栄養素をバランス良く含み、そのほとんどが無駄なく効率的に吸収される無限の可能性を秘めたスーパーフードです。

実際、ユーグレナの吸収率は９３.１％に達し、栄養価も非常に高いため、他のスーパーフードと比較しても優れた存在であり、必須アミノ酸の含有バランスを表す指標である「アミノ酸スコア」が８３(最大値は１００)と非常に高い特徴を持つことから、注目を集めています。

「NASA」も認める吸収率の高さ

普段、私たちは食事から栄養を吸収していますが、野菜や果物などには「細胞壁」があり、人間の体内では細胞壁を分解することができないため、消化吸収率はわずか４０％程しかありません。
摂取した食事の栄養素は、なんと半分以上が吸収されずに体外へと排泄されてしまっているのです。

「ユーグレナ」は野菜や果物とは異なり「細胞壁」がなく、消化吸収率は驚異の９３.１％という数値を誇ります。

この驚異的な吸収率の高さから、アメリカ航空宇宙局「NASA」も注目し、宇宙での培養や食などへの研究・開発が行われています。

このように栄養価と吸収率の高い「ユーグレナ」は、偏食など栄養不足が懸念される現代人にとっても、理想的な食品と言えるでしょう。

ユーグレナの特別な効果

臨床試験により、ユーグレナの継続的な摂取で、脳のニューロン(神経細胞)の成長に不可欠な「脳由来神経栄養因子(BDNF)(＊１)」の血中濃度が上昇と、認知機能の向上が確認されました。

このことからユーグレナには、脳の成長や活性化にも期待ができます。

そして最も注目すべきは、ユーグレナの特有成分である「パラミロン」が、腸管細胞を活性化させ、腸内環境を整える効果です。

腸には約１億個ものニューロンが存在し、脳からの指令が無くても独立して活動しているため「第二の脳」と呼ばれています。

腸は栄養を吸収するだけでなく、体内に存在する約７０％もの免疫細胞が存在しており、腸内に侵入する微生物や異物に対して免疫反応を引き起こすなど、体全体の重要な役割を担っているのです。

＊１
「脳由来神経栄養因子BDNF(Brain-derived neurotrophic factor)」とは、ニューロンの成長、維持、再生を促進する重要なタンパク質です。
特に記憶や学習に関与する海馬に多く存在し、ニューロンの働きを活性化させる働きがあります。

腸と脳の相互作用

腸は脳と「神経」で直結され、その９割が腸から脳へ情報を伝達する働きをしており、腸内の環境や状態が脳へ情報として伝わると、感情や気分となって表れます。

実際、「腸」は病原菌やストレスなどの影響を受けることで不調をきたし、脳はこれに対して不安やストレスを感じます。
また、「脳」がストレスを感じると、腸に刺激が伝わり、痛みや消化不良などを引き起こします。

このように脳と腸は共に影響し合う関係にあり、これは「脳腸相関」と呼ばれ、腸内環境を整えることで、「学習・記憶の効率化」など脳機能にも良い影響を与えられると考えられ、研究が進められています。

効率的な栄養摂取だけでなく「脳腸相関」のメカニズムを通じて、腸内環境の改善と脳機能の向上、この両方にアプローチできるユーグレナは、これからの社会を担う子供たちから現役世代の方々へ最も推奨されるべきスーパーフードと言えます。