希少なアダプトゲンハーブ－ロディオラ・ロゼア

ストレス社会の救世主

日本では、普段から長時間の勉強や労働、社会的なプレッシャーなどにより、過剰なストレスに悩まされることが多く、最近の研究により、ストレス耐性が弱い遺伝子を持っていることが判りました。

ストレス障害の更なる増加が懸念され、対策法が日々研究されている中、自然由来のハーブが注目を集めています。

中でも特に注目されているのが、古代ロシアの伝統医学で「ストレスを和らげ、心のバランスを整える薬草」として愛用される『ロディオラ・ロゼア』です。

身体や精神がストレス性の刺激を受けた際に「身体の適応能力を高める」働きがあるとされている希少なハーブの一種で、自然物質の総称として『アダプトゲン』と呼ばれています。このアダプトゲンのストレス耐性能力が『ストレス社会の救世主』になるとして期待されています。

ロディオラ・ロゼアは脳へ作用し、幸せホルモンと言われる「セロトニン」の働きを増強することで、ストレスの緩和をサポートすると共に、ストレス耐性を高めます。

私たちは日々の生活の中で、「身体的」「心理的」「物理的」「化学的」「社会的」などの様々な要因からストレスにさらされています。

身体がストレスとなる刺激を受けると、脳が感知し、体の状態を一定に保とうとする防御機能が働きます。

この際、脳ではストレスホルモンである「コルチゾール」が分泌され、身体がストレスに対処する準備を整えます。

しかし、ストレスを長時間強く受け、過剰に分泌されると、「自律神経系」「内分泌系（ホルモン）」「免疫系」に異常を来し、身体の正常な機能を維持する事が出来なくなり、様々な不調を引き起こします。

最悪の場合、脳の『海馬の萎縮』や『神経細胞の破壊』を引き起こすことがあります。

記憶の入り口とされる海馬は脳の中で最もストレスに弱く、新しいニューロンの生存率が大幅に低下することが知られており、慢性的なストレスは、「短期記憶」「長期記憶」「ワーキングメモリー」「集中力」など、仕事や勉強、日常生活などで必要とされるあらゆる『脳機能』を奪って行く要因となります。

又、大脳皮質の約1/3を占める前頭前野に悪影響を及ぼし、脳の活動を弱める要因になります。

これらの様々なストレス要因から身を守るためには、身体のストレス反応を弱める働きを持つセロトニンの十分な分泌が必要です。

特に日本人は遺伝子の関係により、セロトニンの分泌が不足するため、ストレス耐性が弱く、特に成長期の脳の発達に悪影響となり、萎縮・肥大・変形を起こす危険性があるため、日々の食事からセロトニンの合成に必要な栄養を十分に補給し、ストレス耐性を高めておくことが重要とされています。

ロディオラ・ロゼアの持つストレス耐性効果は、日頃のストレスに対する強い脳と身体作りに貢献し、これからの社会を生きる現代人の日々のサポートや、うつ病、不安障害、ADHDなどの治療にも貢献する重要な要素として期待されています。

最近の研究では、脳のエネルギー供給を高め、疲労やストレスを軽減することで、持続的な集中力とパフォーマンスのサポートに役立つことが判りました。

特に、受験期の学生や多忙なビジネスパーソン、スポーツ選手にとって、長時間の集中力の維持に役立つため、アダプトゲンを有効活用した新製品の誕生が期待されています。

これまでの多くの研究により、ストレスの有害性が世界中で認知されており、海外では既にアダプトゲンを活用した食品や飲料が登場し、毎日の習慣として取り入れられているトレンド的存在となっています。

日本でも日々のストレスが問題視されている背景から、需要の拡大と共に今後のトレンドとなり、これからの社会を生き抜くための鍵になる成分として有効活用され、『脳活の新習慣』として普及が広がっていくでしょう。